「鬼ごっこ」プログラム

「逃走中」ゲームの成功に導いた、インフィニティーの「鬼ごっこ」プログラム。
「鬼ごっこ」は単純な遊びですが、ゲーム・プログラムで実現するのは簡単ではありません。
ユーザーにストレス無く、リアルな感覚で遊んでもらうためには、多くの技術が必要です。

■1:リアルな経路探索
例えば、鬼が川向うにいる逃走者を発見しターゲティングしたとします。
しかし、そのまま向かっていっても、川で足止めされてしまいます。
そこで、橋を探して向こう岸にわたり、その後でターゲットに向かう動作が必要です。
弊社のエンジンでは、鬼も逃走者も、現在地から目的地までの経路探索AIが搭載されています。

■2:リアルなターゲティング
人間の視野角を考慮し、視界に入った人をターゲットします。
道が交差する箇所では、鬼は頭を左右に振り、周りの状況を確認します。
鬼と人の間に遮蔽物があれば、当然鬼からは人は見えず、ターゲティングされません。
また、鬼に追いかけていても、逃走者が角を2つ曲がれば、鬼はターゲットを見失い、追跡をあきらめます。

■3:巡回ルート
鬼は巡回ルートを持たせることで、広いマップも確実に探索し、逃走者が逃げおおせる死角場所が生じることはありません。

■4:ツール
経路やルート等は、ゲームやマップ毎に設定が必要ですが、プログラマがパラメータを手作業で入力する必要はなく、ツール上で誰でも視覚的に設定が可能です。
そのため、プランナーやデザイナーレベルで、入力~バランス調整まで全て行うことができます。

「鬼ごっこ」のゲームを検討されている方はご相談ください。